温泉藻類由来成分RG92エキス

当社は、令和6年7月頃から、(株)SARABiO温泉微生物研究所が独自に開発製造する製品、温泉藻類由来成分RG92エキスを飼料に含有させて給餌し、魚の養殖体質強化(稚魚導入時からの免疫強化によるへい死抑制、・夏の高水温による感染症に対する免疫強化)に向けての取組みを開始しました。

RG92エキスを活用した試験養殖をする理由

この取組みは、魚の腸内環境を整え、体表粘液「ムチン」を増加させ、細菌やウイルスの侵入を防ぎ、接触による傷や寄生虫から身を守るなど魚の健康を守る重要な役割を最大限に活かし、へい死軽減と水産用医薬品の使用量を抑え、健康的な環境変化に強い養殖魚を育てていきたい目的がございます。

RG92の主成分DGDGが腸内細菌の餌になることで、

・腸管の免疫アップ、

・消化吸収の向上、

・成長促進、

・へい死抑制、が期待できます。

・養殖シマアジ

・養殖ブリヒラ

・令和7年10月～予定

RG92エキスは100％天然由来成分ですので、食の安全の観点からも持続可能です。「次世代の水産業のため、食の未来を豊かにする社会創りに貢献する」当社企業理念のもと、品質管理と安全性への取り組みにより、お客様に最高の食体験を提供し続けます。